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前回同様引き続き、1908年のレースサンプル帳から
素敵なレースをご紹介します。 けなげなエンブロイダリーケミカルレース。 中心のお花はポット(鉢)から左右対称の1本のお花が咲く伝統的なデザイン。 そのまわりの2列のドット部分がこのレースの魅力です。 ハンドメイドに近いチュールネット。 まずこのチュールの部分以外の部分に刺繍をします。 当時はまだ、薄いシルクを使っていたかもしれません。 もしくはすでに、熱いお湯につけると溶ける 現代のものに近い特殊な布が作られた後かもしれません。 最後には姿を消してしまう布に刺繍をし、 その上にチュールをのせて2列の丸いドットの刺繍をかけます。 ベースの布をほうむり、糸だけが残ります。 さらに余分なチュールを手作業でカットして こんな仕上がりになっています。 この中でチュールはほとんど見えません。 誰にも気づかれないくらいの存在。 切り取られ、捨て去られた仲間のチュールもいました。 …当時のレース工場では、綿ぼこりやチュールのはぎれがひらひらと舞う中 マスクもかけず、けなげにお仕事していた人たち。 存在をなくして全体の美しさをひきたてる、姿のない、一番大きなお役目の布。 しっかり手をむすんで形を保つ糸達。 みんなけなげに役目をこなし、どんなドレスを飾ったのでしょう? 次回もお楽しみに。
by lacemiyaco
| 2009-12-04 23:51
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